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wizard

「魔女の宅急便」久しぶりに観ました。

一体どうしてなのか、号泣とは行かずとも、じわっと泣ける場面がいっぱいあって、自分でも驚く。昔(幼稚園とか小学校の頃)は、宮崎アニメの中ではあまり評価(笑)が高くない映画だったんだけどなー、とても面白かったです。宮崎アニメのいいところは、年齢相応に面白さや視点が変わるところですね。画面も美しかった。

以下箇条書きで印象に残った箇所を。

・キキの実家

庭がすごーく素敵。草木や花が非常に美しいです。家の中にドライフラワーのようなものが沢山あるので、多分お母さんの薬の原料にもなっているんでしょうね。

キキの部屋は、13歳の女の子の年相応に可愛らしい。少女らしい夢を膨らませたようなこの部屋は、赤毛のアンを意識していることが今回発見できました。間取りやインテリアがそっくり!

お父さんが「今夜キキが発つことになりました」といろんな人に電話する場面が、魔女の独り立ちというイベントの重要性を語っています。

・天気予報大外れ

雨の夜の描写が細かくて驚いた。列車のライトに照らされる雨粒とか。

・海の見える街

いかにもヨーロッパを感じさせる街並みは、キキと同じように憧れと好意を(そして時に劣等感を)あたしにも感じさせる。この都会っぽさは宮崎アニメには珍しい気がします。

トンボと一緒に自転車に乗って道路を海岸へ走るシーンは、本当に海の匂いがするようでした。この波の描き方!

・グーチョキパン店

おソノさん夫婦だいすき!! からっとした気風のいいおかみさんと無口でユーモアのあるマッチョな旦那の組み合わせ、いいですねー。

キキが住むことになる部屋は、陰部屋の暗さと優しい陽の入り方が絶妙で、様々なキキの心情やストーリーの雰囲気が効果的に表れるなぁと思います。

・青い屋根の家の奥様

おソノさん=戸田恵子もそうですが、奥様=加藤治子もナイスキャストというしかないです。キキにケーキを焼いてくれて、涙ぐむキキに「キーキ、」と呼びかける声。ナチュラルすぎて、画を声に当ててるのかと思うくらいである。この場面だいすき。

・キキの心情

この年頃らしくくるくる変わる心情が、すごくよく分かります。見栄張ったり、強がったり、しゃちほこばったり、弱音を吐いたり。キキのプライドや劣等感は、きっとあたしにもあったものなのだろうと思う。正直じれったいし、よくわからなかったりするけど、思春期ってそういうものだし、特に知らない場所で自活するというキキはこれくらい頑張っていて当然なのだと思う。

・絵描きのウルスラ

キキが彼女の部屋に泊まりに行って、彼女と話をする場面も好きです。自分の才能や生き方(身の立て方)について話をしているところ。魔女も絵描きも、ごく普通の女の子(人間)として語られるところがとっても好き。それは作品のスタンスでもありますが。女の子には、こういう夜があるのです。と言うと男の子に叱られそうなんですが。それにしても高山みなみはいい演者だなぁ…

・魔女の血

最後、キキが飛ぶ力を取り戻しても、ジジの言葉がわからないまま、という結末は寂しいけど、だけど、彼女の未来の可能性、きらきらの中にも悩みや苦労がある、そんなものを感じさせて好ましい。

・ルージュの伝言とやさしさに包まれたなら

ユーミンはそれほど好きでもないんだが、どっちもとっても好きな歌。映画と雰囲気がよく合っているなぁと思いました。「やさしさに包まれたなら」はカラオケでよく歌います。一昨日も歌ったばかりでした。

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