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How come?

卒論の参考にするために大阪にいる姉にあるだけの育児書を送ってもらった。

その中に一冊、育児書とはまた違うと思われるジャンルの本が。

その本とは

41gezc67rpl 西原理恵子+母さんズ 「ああ息子」(毎日新聞社)

息子をもつ全国のお母さんたちの体験談投稿記事と西原さんのイラストによる「本当にあった息子の話」である。

これがなかなかスゴイ、面白い。

リビングの床一面にガムテープを隙間なく貼る息子、洗濯機の脱水層に入って出られなくなり救急隊に救助される息子、鼻の穴に泥を詰め込む息子、駐車場の遮断バーでリンボーする息子、お葬式で「手のひらに太陽を」を歌う息子、等々……これだけ書くと「ふーん」って感じだけど、投稿記事そのものが非常に面白いので、立ち読みでいいのでご一読ください。やっぱり「生きた体験」というのは強いものです。

「生きた体験」も強いけど、それ以上に息子も母も強し。生活するってのは大変なことだと読んでいて思ったよ。子どもは天衣無縫に「なぜ?どうして?」な行動を連発するもの。それと毎日関わっていくってのは並大抵のことじゃない。お母さんもとてもとても偉いけど、その偉大さを育てるのは子どもなんだなぁ、きっと。

エピソードの一つに、授業参観での作文発表がありました。テーマは「おかあさん」。

さあ、息子の番。「ぼくのおかあさんは、りょうりがじょうずです。おかあさんがつくったりょうりのなかで、いちばんおいしいのは、なっとうごはんです」。一同大爆笑で、穴があったら入りたかったです。その後、壮絶な夫婦げんかについて読み上げられたお母さんがいて、かなり気持ちが楽になりました。

これはありそうだなぁと思ってにこにこ読んでたけど、ふと思い出した。

それはあたしが小学校一年生のとき文集に書いた作文。テーマは「家族」で、家族ひとりひとりを紹介したのだった。詳しいことは忘れてしまったが、明確に覚えてることがひとつある。

あたしは父に関してこう書いたのである。

「おとうさんはこうこうのせんせいです。いつもがっこうにころされるといっています。」

もちろん原文ママには文集に載らなかった。母による検閲があり、母は担任の先生に連絡帳にて「『学校に殺される』はマズイと思うのでご指導下さい」と伝えたのだった。もちろん母がそんなことをしなくても先生は修正を入れただろうが。

「学校に殺される」は当時学年主任か何かをしていて忙しかった父のジョークである。しかし小学1年生のあたしはそれをしっかり聞いていて、しっかり筆にしたためたのであった。

当時のピュアなハートとマインドをもっていた梅やちゃんは事実を事実として書き残そうとしたんですね。でも、現在は結構冗談にならないだろう状況もチラホラ聞かれるし、空恐ろしいですね★

皆さんの幼少期にはどんなエピソードがありますか? 家族とアレコレ思い出して喋ってみるのも(ホントたまには)いいかもしれないですよ。

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