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ラティーナ

世界三大テノールの一人、ルチアーノ・パヴァロッティが亡くなりました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070906-00000070-mai-soci

あたしはあまり声楽には詳しくないのですが、三大テノールの中ではパヴァロッティが一番好きでした。

ドミンゴは端整で男性的な深みがあり、カレーラスは愛嬌たっぷりで情熱的。もちろんそれぞれ魅力的。

でも、パヴァロッティにはすごく華があるのです。見た目は毛深くて恰幅良すぎて山男みたいだけど、声がものすごく華やかで表現も(ちょっとくどいくらい)豊か。聴いていてくらくらっとするような官能性があります。THEテノール、テノールって言うのはこういうものと思わせられます。ラテンの土壌と文化、血が薫り立つようです。正にオペラを歌うためにイタリアに生まれた、という感じです。

今人気の日本の某テノール歌手や、日本を代表する変なヒゲはやした某テノール歌手と比べちゃ可哀相だけれど、比べて御覧なさい。同じテノールでどれだけ違うことか。彼らが下手だとか駄目だとかそういうことではないんですよ。これはもうもって生まれたものの差なのです。身体が楽器なんですから。仕方ないのです。だからこそ、世界中が哀しみに暮れているのです。録音はいくらでもありますが、生のその声というのはもう二度と聴くことができないのですから。NEVER、NEVER。そういう価値をもった、世界に贈られた宝物のような存在だったのです、パヴァロッティという人は。

(ちなみにパヴァロッティも楽譜が読めなかったのだそうです。それでもやっぱり歌える人は、歌えるんだなぁ…)

今夜は追悼式じゃないけど、youtubeでパヴァロッティ関係の動画を見まくってました。

トリノオリンピックのセレモニーで歌った「誰も寝てはならぬ」、とても良かった。70になってこの声。冗談のように、感動的でした。

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