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とぎすませ

今日の一日を徒然っと。

○朝風呂

朝六時頃起きて、風呂に入る。さすがに寒くて湯船につかるが、もはやぬるま湯というよりも生温かい水。追い焚きをしながらじわじわと温まるのを待つ。

これが、非常に心地好かった。眠気を覚ますために入った風呂なのに、うっかり副交感神経を刺激してしまった。

身体洗いの石けんは、LUSHという店の「みつばちマーチ」という固形石けん。ハチミツが入っているのでしっとりした洗い心地で、甘くていいにおい。目下のお気に入りである。

○ちょっと街まで

自転車を走らせて中心街へ出る。まだ昼過ぎというのに、空気はしんと冷たい。トレンチコートから沁みるように身を冷やす。

だが、この冷え込みが嫌いではない。冬が近づくのは、なんだかもの悲しくて寂しいくせに、一方で心が躍る。わくわくする。クリスマスのせい? 自問して、まあ低俗なもんだと思う。

街中は今が一番紅葉が美しいかもしれない。県庁近くの銀杏など見事に黄色かった。踏むと楽しい感触のする落ち葉もふんだんにあって嬉しい。

まずさる有名楽器店で、楽譜を物色。またドビュッシーが弾きたいのだ。ドビュッシーも難度の高い曲になると三段譜になる、音符も格段に増える、折れそうになる…。「映像」か、或いは無難に「小品集」か。とりあえず目星をつけて、次のレッスンで先生に相談することにする。

次に市民図書館へ。学校の辛気臭い図書館と違って、人が多くて落ち着かぬ。新しくモダンな建築物ゆえ、変なところで柱にぶつかり、足を止めるとそこに通気口。ソファのぱっきりとした赤が視界にちらつく。結局変にうろうろした挙句、目的以外の本を1冊借りて出てきてしまった。

図書館を出ると、まだ5時前だというのに外は墨を流したような暗さ。ほんの数十分で一層寒さを増したようで、ついついカフェに足が向く。頼んだのはカフェラテで、とても上手なふわふわのミルクフォームで嬉しい。禁煙席のソファにゆったりと腰掛け、借りてきた本を開く。(現在タバコが切れたのをいいことに禁煙中である。)

満足しきって店を出て、息を吐いたらかすかに白い。自転車に乗ると、むき出しの手指がじんじんと冷えた。家に帰ると、自分のトレンチコートから冬の匂いがした。やはり、胸が妙に躍った。

○夕べの茶の間

夕食は鍋であった。たらふく食ったつもりだが、食後に酒を飲んだら、また何か食べたくなった。袋菓子をつまむ。チョコレートをつまむ。それでもなお足りなくて、余りご飯を塩結びにして、きゅうり漬けと一緒に腹におさめたら、ようやく一心地ついた。

実は、この夕食後のおやつの前に、すこしばかりイライラすることがあったのだった。涙ぐみながら後片付けをして、そのまま急いでグラスに酒を注ぎ、おやつをかきこんだのだ。

どうしてそれで解消できるのだろう。他人事のように、単純だな、と思いながら、テレビを見てげらげら笑った。でも、タバコが吸いたくなった。この寒いのにもう外に出るもんか、たかが5分の道程だろうが、わざわざ自販機まで行って無駄な税金使うもんか、と自分を鼻であしらった。

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