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Golden sweet rocket

夕食食って、片付けて、映画「スーパーの女」(伊丹十三監督)を見て、紅茶を淹れて飲んで、ついでに「詩のボクシング全国大会」まで見て、風呂入って、洗濯物片付けたらこんな時間。実がない。いよいよ年末も佳境であるというのに。まあ仕方ないか。

今日は高校時代の友人AP嬢とのデートを堪能。

071228_12390001 コーヒーでも飲むか、と何気なく初めて入った喫茶店が大当たりであった。

内装も可愛くて、器も可愛くて、家具や丁度も凝っていて、本がいろいろ置いてあって、飲み物はオール500円で、美味かった。これはきっとあたしの定番カフェになるに違いない。

あたしはショコララテ(ハートが描いてあるのわかる?)、AP嬢はシナモンカプチーノ(ちゃんとシナモンスティックついてたの)。

ちなみにAP嬢のカップの横に広げてある本は、犬の図鑑であった(勿論店に置いてあったものである)。AP嬢は、動物はなんでもお好きだが、特に馬を愛しておられ、次点は鳥・そして犬である。その図鑑に書いてあった犬はほとんどすべて知っておられた。種類の生態性格特徴や産地までお詳しかった。彼女にとって図鑑は写真にて眼を楽しませるものでしかなく、知識は既に頭の中にきちんと納まっていたらしい。彼女の博識は周知の事実であるが、改めてすげー。と思った。

彼女と過ごす時間はあたしにとって自然なものであり、同時に非日常の「ハレ」の場でもある。リラックスしていて、でも、はしゃいだりする。

そんな彼女と友だちになって、こうして今も付き合ってること、とても恵まれたことであると思う。071228_13190001

クリア

今日は朝もはよから父が年賀状を投函しに行ったり、窓ガラスの拭き掃除などしておって、ああ師走なのね年末なのねと痛感致しました。

午前中はちょっと部屋を片付けて、午後から図書館へ出かけました。

ここのところとてもよく晴れた日が続いています。空気が冴え冴えとして、空がすごくきれい。すっかり裸になった銀杏の木のシルエットがよく映える。自転車を漕ぐと、鼻やほっぺたがひや~っとしてきて、でもご機嫌。

図書館で本(卒論の資料です)を借りて、カフェに寄って、検分しながらお茶しました。久しぶりのひとりコーヒー。こういうぽっかりした時間がとても好きです。

071227_15330001 これがその本日のおやつのカフェラテとケーキ(シブースト)なんですけど。

先月食べたキルフェボンのシブーストが美味しかったのと、見た目が美味しそうだったので、ついつい欲を出して頼んでしまったこのシブースト。

あめえばっかしではっぱしんめぐねがった(訳:甘いばかりで全く美味しくなかったのです)。

と、なまってしまうくらい、美味しくなかったです。マズイってほどじゃないけど、期待が大きかっただけに…

頑張って全部食べたけど、失敗したなぁって感じでちょっと悔しかった。ベ○ーチェはやっぱり食べ物があんまり美味しくない気がします。カフェラテはいつもどおり良かったです、立派なミルクフォームでした。

二時間くらい粘って、暗くなってきたので帰路につきました。

帰り道で花屋さんの前を通り、お正月を迎えるにあたって、自室に何か花買ってきて活けようかなと思った。ぱっきり赤い花がいいかしら。

今年残り4日の予定はこんな感じです。

28日:9:00くらいに学校に到着し、会うべき人に会い、卒論をちょっとでも進めた後、街へ降り、11:30に某百貨店前で友人AP嬢と待ち合わせて、なんか麺類を食いに行く。

29日:一日かけて自室の大掃除。果たして他の場所を手伝える余裕はあるか。整頓くらいは前日までちまちまやって済ませておきたいもの。卒論もあるし、一日でなるべく早く片付けてしまいたい。いや、早々に済ませよ、自分。

30日:午前中の所用を済ませた後、花を買って、一度帰宅。14:00に仙台駅正宗像前で友人S嬢と待ち合わせて、お茶食事等。ちなみにこの日は高校時代の恩師が本を出したので、それをご本人に会って買う予定。S嬢とのデート途中に。

そういやこの日中学時代の友人から忘年会に誘われていたがご辞退申し上げねば。うーん、会いたい人もいるが、予算の関係と飲み会気分になれんので。ぽっぽさんすいません。新年なんかあったら誘ってください。美味い紅茶でも飲みに行きたいね…。

31日:卒論卒論卒論。夜ゆっくりできるように、午前中~夕方頑張ろう。

エッサイの株からひとつの芽がもえいで

★12月24日

夜は毎年恒例、教会の賛美礼拝に行って、キャンドルの灯りと、パイプオルガンの音色と、聖歌隊のキャロルやメサイアに酔い痴れる。これが見事に酔える。やっぱりおっきい教会は音響効果抜群です。

★12月25日

夜は友だち(みんな女の子)4人とダイニングバーでクリスマスパーティー。シャンパンと鶏とケーキやなんやかんやで、まったりと楽しい時間を過ごしました。

しかし、店は見事にカップルばっかりでそれは驚いた。普段は家で家族と過ごしてばかりだったので、世間のクリスマスの形態というものを、噂には聞いていても、実情を知らなかったのだなあと思う(笑)。

★12月25日(今日)

①今年最後の卒論指導

とにかく仮提出が1月7日になった。頑張ろう…。

②LUSHの新製品を買う

本日発売のせっけんを買う。百合の香り。LUSH製品にしては珍しい、しっかりとフローラルな香りのせっけん。ついでにストックに定番の「みつばちマーチ」も買う。

③与勇輝の展示会を見に行く

ウィンドウショッピングでもして帰ろう百貨店に立ち寄ったら、人形作家の与勇輝(あたえ・ゆうき)さんの作品展が最終日だったので、迷わず催事場へ直行。

作者の名前は知らなくても、お人形をどこかで見たという方は多いと思います。(こちらを参照) 布で作ってある、可愛らしくて品のあるお人形たちでした。見る角度によっても表情がかすかに違って、やっぱり実物を見るっていいなあと思った…。

満足満足。

Haru and Nana

今日我が家に、従姉が双子の娘を連れて遊びに来ました。まだ1歳にもならない赤ちゃんたち!! めんこい!! 妹ちゃんのほうは不安定ながらも歩き始めていました。めんこい!!

やっぱり赤ちゃんや小さい子どもがいると、その場の雰囲気がすごーくやわらかくて楽しいものになります。なんでもない仕草やちょっとしたアクシデントもみんな微笑ましい。身内だと余計に可愛く感じるものです。

もちろん実際に育児をしているママパパは大変だろうけども…

来訪は予定されていたものだったので、一眼レフを構えて待っておりましたが、写真取るよりだっこしたり遊んだりするほうが断然楽しいに決まっているので、結局一人一枚ずつしか撮りませんでしたとさ。

ドメスティカ

昨晩1時半頃。布団の中でうとうとしてると外から凄まじいなきごえ。にゃんこである。どうやらケンカが勃発したらしかった。

最近我が家の周辺には野良ネコが多く、その日の夕方にも屋根の上に片耳のないにゃんこがおったがな。

しかしケンカは長かった。30分以上いちゃもんつけあってたんじゃなかろうかね。よっぽど見物に行こうと思ったけど、夜中だし、寒いし、やめておいた。おそらく手も出たんだろう、絶叫みたいなすんごい声も聞こえた。あんなちっちゃい身体で、声量はあるもんです。

ウィキペディアを見てみると、

長い口喧嘩を経てから、格闘になる。口喧嘩は、一方が低音で唸ると他方は高音で返すなどの特徴が伺える。普通1対1の喧嘩であるので、人間が喧嘩の声に似せて横槍を入れると、気味悪がって喧嘩を中止することもある。喧嘩格闘は高い位置を制したものが有利とされ(飛び掛るのに有利)、戦略的ポジションを探りながらの口喧嘩が長時間続く。格闘になるとほんの数秒で決着する。

とありました。ナルホド、確かに。格闘し続けてるのは見たことない。

ネコの手(前足)はまるくてふわふわで大変可愛らしいし、ネコパンチの動作もかなりキュンとくるものがありますが、爪が出ていたらそれは凶器以外の何物でもない。スピードもあるので人間は避けることはできない。

イエネコでさえそうなんだから、猛獣になったらタイヘンです。

しかし、自然番組でネコ科の生き物が出てくると、その度に激しく胸のときめくあたしなのでありました。だって、おっきかろうが凶暴だろうが、仕草はイエネコとほとんど変わらないんだもん。

またネコと暮らしたいなあと思っていますが、一体その日はいつ来るのか…。

それは何の音色か

今日は久しぶりにアルソアのサロンに行って、美顔マッサージをしてもらいました(^ ^) あー気持ちよかったー。マッサージ自体も気持ちいいけど、施術用のリクライニングチェアの感触も、タオルに残った洗剤の匂いも、とっても好き。サロンの雰囲気も、とってもとっても好きです。ほんとリラックスできる…

サロンは、仙台市のメインストリートにあります。この季節、仙台で行われているイベントと言えば……見よ、このきらきらを!

071218_18370001 そう、光のページェント。けやき並木につけられた電球が夕方5時になるといっせいに点灯します。サロンの帰りにちょこっとだけ眺めに行きました。

071218_18390001_2 ページェントが行われている定禅寺通りは正に仙台市街地のメインストリートなのですが、そのメインストリートの端から端までたっぷりけやきが植わっているので、点灯すると結構壮観。もともと人ごみになりがちですが、ページェント期間は更に。車は渋滞して、お勤めでここを通らないといけない人は大変です。

071218_18400001 写真が悪いんですが(奥行きがさっぱり分からない)、実際に見ると本当にキレイです。中央分離帯が歩道になっている部分があるのですが、そこで上を見上げると、またいいんですよ~。

人が多くてなかなか行く気になれませんが…

もちろんけやき並木は、夏に葉を茂らせているときも、秋に紅葉しているときもとてもキレイです。

仙台は観光して面白いところははっきり言ってほとんどないですが、ロケーションは大変良いと思われます。また都会の田舎のバランスが良く、大変住み良い所でもあります(多分)。

ずっと仙台に住んでたいなあ……。

スピリッツァ

今日偶然に!高校時代の友人Aに遭遇!! 11月にあったかい麺でも食べに行こうね~とか言ってたんだけど、お互い忙しくてしばらく連絡も取ってなかったのでした。二人とも市内に住んでるんだから、別に会おうと思えばいつだって会えるんだけど、こういう不意のエンカウントは心躍りますなぁ~! 二人で喜び勇んでスタバでコーヒーなど頂きながらくっちゃべりましたよ♪

で、来週に麺食べに行こうってちゃんと約束したv わーい!!

午後は学校に行って久しぶりに卒論と正面から向き合ったりしてみました。最近逃げてました、ハイ…。

でももはや12月も残り少なく、実は提出期限まで1か月切ってるんですわ。いよいよエンジンかけて頑張らなくてはなりませぬ(遅いよ)。出来不出来はさておいて、とにかく書き上げんことにゃ。ウム。

で、卒論書く気分を盛り上げるために(?)フラッシュメモリにかあいらしいストラップでもつけようと思い立ったわけでして。

でもね、あたしケータイにもカバンにもその他いろいろにもストラップつけない人でして。まず手元にないのです、ストラップってもんが。でもわざわざ買うのも癪だし…ていうか、そこに投資できないほど今貧乏だし。

ん、待て。

あるじゃない、ストラップ! ていうか根付!

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つま恋限定…

071218_00500001_3 音魂キューピー!!

これ、某ヤ○ハにお勤めのあたしのピアノの先生が研修で浜松に行ったときに下さったお土産なのです。かわいいっしょ~?

かわいいけど、あたし、キューピーってキャラでもないしな~って感じでお蔵入りしてたんですが。PCまわりのものは無機質で寂しいから、ちょうど良し!と思って採用。

日の目が見れてよかったよかった。

キューピーの恩恵を受けて、卒論も順調に進むといいね…。がんばろうね…。

Babe,babe!

遅まきながら、ブログペット飼い始めました。メロメロパーク。サイドの下のほうにいます。名前は「まいく」、敬愛するマイケル・バルザリー氏(RHCPのFLEAの本名)にちなんで…

そもそもこういう育成系の好きです。ミニッツメイドの花育てるやつとか、資生堂の化粧品の女の子育てるやつとか、実はやってました!(告白)

メロパーを選んだのは、育てるとかなり上手におしゃべりできるようになるからという話を聞いて。やっぱり反応があるのは楽しい。

おしゃべりはブログの記事に書かれた言葉から覚えるそうで、ちょっと育ってカタコトでしゃべりはじめたんだけど、

「かくさくだ!」「ナイフさえ…」「しょうじょいる?」

…!!! まだよちよちあるきなのに…!!!!!

メロパーやってるひとはよろしくしてやって下さい。やってないひとも遊んでやってください。

少女とナイフはそもそも

夕べ画策していた焼きりんご、そしてキャラメル&りんご、実験してみました。うーん、やっぱりバニラアイスが欲しかったが、買い置きがなかったので今回はいいとして。

①焼きりんご→小さめに切ったりんごをオーブントースターに入れて5~8分焼く。以上。でも美味かった。アイスの代わりにバターでもからめらればもっと良かったな、と食い終わってから思う。

②りんご&キャラメル→ただ剥いて切ったりんごにキャラメルシロップをつけて食う。以上。これはいまいち。

というのは、キャラメルシロップはたまたま大量に余っていたざらめから手作りしましたが、計量もしないで適当に作ったので、固すぎた。冷めたらしっかり飴になってしまいました。それにもっとほろ苦くすれば良かった。甘すぎでりんごと合わなかった。そもそもただのりんごとはあんまり合わなかったかも…?

残ったキャラメルシロップは再び溶かして、お湯で緩めて直して、ミルクコーヒーに入れて飲みました。これは美味でした。

しかし改めて、あたしはりんご剥くの下手です。そもそも料理全般にかけて(ほとんどしないから)ちっとも上手ではないんだけど。それにしても下手。スムーズにナイフが動かないし、剥いた皮見ると結構厚みあるし。

りんごがおっきいからとか、果物ナイフが切れ味悪いからだとか、自分を励ましていますが……こんなんではいけない!と思う。

というわけで、ダンボールいっぱいのりんごを食べ続ける日々は続くのです。全部食べ終わる頃にはちょっとは上手になってるといいんだけどね、果物剥き。

何かりんごを簡単に美味しく食べる方法あったら教えてくださいね☆

アカシアのような薔薇のような野菊のような

昼寝で見た夢の話。

浴衣を着た少女たちが次々とやってくる。みんな照れたような誇らしげなような顔をしている。女の子は好きだもんね、着物。

それがみんな白地に紺で絵を描いてあるなかなか粋な浴衣ばかりなので、へ~、最近の若い人たちもやるじゃないか、などと思ってみる。連れも、「やっぱり浴衣はああじゃなくちゃ、派手な色と柄は子どもっぽくて可愛らしすぎるもんねぇ」などと言っている。

さて、我々も行こうじゃないか。レコーディングも終わったことだし。

放送室から出ると、体育館では何やら講演だか全校生徒のためのイベントだかが始まろうとしている。周囲の空気はそれでわくわくとしているんだった。

渡り廊下を歩いていくと、ちいさな広告がひとつだけ中吊りされている。

『うちこ→FRIENDS うちこと高校時代の友人たちの往復書簡が本になりました、絶賛発売中!』

「あ、そうそう、良かったら買ってよね」とあたしはその広告を指で弾いた(うちこは古くからのあたしのあだ名である)。

「へえー本なんか出したの」「うん、でももともと往復書簡なんかじゃないの、適当に原稿出したら編集の方針で随分っていうか、全くほとんど変えられちゃったんだよね。ていうか、往復書簡なんかしたことないし、奴らとは」

「ねえサボって倉庫で暇潰さない?」「お、いいねぇ」

声をかけてきたのは、他ならぬ高校時代のサークルで一緒の連中だった。高校のときとさっぱり変わらない姿である。言うこともまた、高校生みたい。だが実際体育館で行われる行事はたるかったので、あたしたちは倉庫に入った。

倉庫といっても大した広さではない、あたしたち十何人が入ってしまえば、あとはほとんど動くこともできない、エレベーターの中くらいの広さだ。

「今日は○○はまだ来てないの?」「うん、今誰か呼びに行ってるけど」「××は?」「遅刻じゃない?」「またあいつは~」

狭い中ぎゅうぎゅうとひしめき合っていると、外に人の気配を感じた。

「あ、誰か来た、みんな、その場でジャンプして!」と言ったのは賢いAである。全員がその場で跳ねると倉庫も漫画のようにずさずさと揺れた。

すると外から声が聞こえた。「誰か入ってるよ」

まるでご不浄でよくあるやり取りのようだ。

「これだけの揺れじゃうちらは入れないね、仕方ない」どうやら、我々と同じくサボろうとした連中らしかった。考えることはみな同じだ。

と口元を笑わせたところで、目が覚めた。

なんだか取りとめがないけど、随分はっきり覚えてたのでメモ。学校という場所は夢には結構よく出てきます。自分の家や中学校や高校や、ごっちゃになってるけれど。

しかしあたしは一体何者なのか? レコーディングとか出版とか、笑っちゃいます。

さあどうぞ

071214_23570001 お歳暮の時期ですので、いろんなものが着々と我が家に届いております。

個人的に毎年楽しみなのは、母方の叔母の旦那様がさる有名企業のお偉いさんで、そちらのお宅に届いたお歳暮諸々を叔母が分解再構成して送ってくれる高級品バラエティパックと、シンプルにりんごがダンボールでどさっとくるのの二つ。

前者はまだ届いてないのですが、ご覧のとおりりんごが参りました。毎日一個ずつ食べてます。

甘くて、果汁たっぷりで、蜜入りで、おいしーい!!

ただ単に剥いて食べたり、すりおろして食べたりしていますが、今画策してるのは、焼きりんごにバニラアイスをかけたのとか、さらにあつあつのキャラメルシロップをかけたのとか……う、うまそう……!

ケーキを焼く余裕はちょっとないので、そんな手軽なものをうひひと妄想しております。

りんごばんざい。

My step dancer

サッポログリーンラベルのCMを観ながら、「ヒゲダンスのテーマってなんていい曲なんでしょう!」と常々思っております。シンプルながら、妙に心惹かれるのです。

先日アルゼンチンタンゴのダンサーたちのドキュメンタリーを観ました。

簡単に説明すると…

「アルゼンチンでは銀行預金の『囲い込み』というものがどういうわけだか起こって(ちゃんと調べてませんすいません)、銀行に預けたお金が引き出せなくなりました。人々はあっという間に一文無しになってしまいました。労働者は次々に失業していきます。

タンゴのダンサーたちも同様で、彼らは仕事を求めて、家族と別れ、ヨーロッパに次々と旅立ちます。そんな老若男女のダンサーたちを、タンゴの名曲とともに追っていく」

というドキュメンタリーです。

アルゼンチンタンゴというのはしかし、大変官能的でクールで美しい踊りだなあと思いました。男女が頬をくっつけあって踏むステップは、絡み合うようであり、からかうようであり。

男は大変な色男に見え、女は大変グラマラスに見え。滲み出るような情感が手風琴やバイオリンの伴奏にも、二人の踊りにも滾って。決して華やかなスポットライトを浴びて踊るのではない、濃い影が必要な、なんともドキドキするものでした。

素敵。

また別の感想としては。

踊りというのはセックスアピールの意味合いを多分に含んでるなあ。ダンサーの女の脚は美しくなくては、なんとなく嘘のようになってしまうんだろうなあ。

てこと。

そして、

男女がペアを組んで踊る踊りは、擬似セックスの意味合いを多分に含んでいるなあ。女が身体を反らせて制止するあのポーズって…今まで気付かなかったのが信じられないくらい、あからさまだなあ。

てこと。

ラテン凄い。ラテン濃い。

Savior

両親は准・年寄りなため、就寝時刻が早くなり、リビングの消灯時間も早くなりました、梅やです。これを書いている現在、まだ時計が1時前を指していることに驚いております。

寝る前の自室でひとときは、非常に安心感のある時間です。

お風呂に入って清潔になって、スキンケアに精を出す。リセットだ、と感じます。こういう毎日のリセットが、あたしをつくってる。と。お風呂・スキンケアの事々は、あたしを無心にさせます。余計なことは考えないで済む。事務的な作業でいて、でも、とても気持ちがいい。生活の本質を垣間見るような気持ちです。

音楽は最近またRed Hot Chili Peppersが多いようです。本来、健やかな眠りの一助となる音楽ではないのでしょうが。しかし、気持ちよく耳と心に沁みわたります。内側よりも、外側を満たされる感じ。包まれるというのともまた違う…なんだろう、これは。

RHCPを語ると長くなるので、また今度にします。うーん、ほんとにあたし好きなんだなぁ。

明日は(もう、その日ですが)日曜日。

あたしは日曜日が苦手です。はやく、金曜日が来ればいいのに。

映画メモ:Guilty or Not guilty?

先週末に風邪をひきました。鼻が詰まりに詰まって、酸欠状態でした。皆さんもご自愛下さい。

先週末はTSUTAYAのVD・DVDレンタルが半額だったので、借りてきました。久しぶりにちゃんと映画を観た気がします…。

●「武士の一分」 2006年

監督:山田洋次 出演:木村拓哉、壇れい他

:山田監督の藤沢周平三部作のしめの作品。監督が山田洋次っていうだけで安心して観られます。案の定楽しめました。

しかし、役者がとても光っている映画だと思います。特に脇役の笹野高史、桃井かおりが非常に良かった。こういうおじさんおばさんいる、とか、何気ない仕草等が自然で、脇役の存在で作品のリアリティが増す。あと、子役の使い方もすごく上手かったなぁ。

木村拓哉も思ったより良かったです。絶望したり激昂したりするシーンとか、決闘シーンが特に良かったです。ただし、主演ドラマでよく見られる本人の癖(間の取り方や、鼻で笑う)が抜けていなかったのがあたしとしては納得いかなかったです。現代劇では問題ないけど、時代劇の主役としてはどうだろうという感じ。ヒロインの壇れいはとにかく、美しく可憐で聡明で、はまり役だなぁと思いました。久しぶりに素敵だなぁと思った女優さんです。

ストーリーはありきたりかもしれませんが、それでも満足できるのはやはり演出の力なのだろうか。ラストも予想通り、お決まりの結末ですが、それでもとても感動的でした(あたしの涙腺がゆるすぎるだけかも)。

それにしても決闘直後とか、切腹とか、ちょっとしか出てこないけど、案外リアルで鮮烈です。あたしは直視できませんでした。山田洋次の藤沢周平三部作はみんな、そういうシーンが必ず出てきますな。それはただ単に観客の興奮を呼ぶためではなくて、日本の武士階級に特有の決闘や切腹、だまし討ちのある種のくだらなさ、空しさ、醜さを伝えるための一つの演出だと感じられます。それは三作品を通して一貫しているカラーのようです。

「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」と続けて観ることをお勧めします。

●「セブン」 1995年

監督:デヴィット・フィンチャー 出演:モーガン・フリーマン、ブラッド・ピット他

:「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件と、それを追う刑事二人の話です。カテゴリーとしては……ホラー?サスペンス?

のわりには、実はダイレクトな暴力シーンは大変少なく、血みどろが苦手な人も意外と見やすいのではないかと思います。死体はいっぱい出てきますが。(そういう点ではあたしは「武士の一分」の何シーンかの方がよっぽど怖かったです) ただし、それだけに想像力が働く感じです。その想像力が恐怖を膨らませるシーンとして一番怖いのはオープニングクレジット。音といい、映像といい、字体といい、ダイレクトじゃないのに、正視に堪えかねるものでした。必見。

全体として静かなトーンがあり、映像は大変美しく作られていると思います。小道具や大道具も結構凝ってる感じです。

作中ではなぜかずーっと雨が降っています。この雨のうっとおしさが神経にぴりぴり引っかかる感じです。

感想を一言で言うと、独特、です。

連続殺人の方法もひとつひとつがとてもオリジナリティに溢れているし(原案者の精神状態が心配になるほどです)、ストーリー展開も読めない。誇張じゃなく「驚愕の結末」が待ち受けている。不快になる人も多いかもしれません。でも、やっぱり面白かった。引き込まれました。

モーガン・フリーマンが知的で冷静な(でも実は非常に人間的な)老刑事を演じていて、とても素敵でした。この人身長も大きいんですな。ブラピはほぼモーガン・フリーマンに食われてます。ブラピが悪いわけじゃないんだけどね…。でも新任で活躍したくてそわそわしてる若い刑事の雰囲気はよく出ていたと思います。あとラストシーンの演技も良かった。

ブラピの奥さん役でグウィネス・パルトロウが出ています。まだ初々しくて可愛らしい感じ。

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